歯科コラム

2020.01.20

「マウスピース型矯正のお手入れ方法がわからない。」
「マウスピース型矯正を付けているけど、汚れが落ちない。」
このようにお考えの方いらっしゃいますよね。
しかし、マウスピースの手入れには、超音波洗浄が良いことをご存知ですか。
そこで今回は、マウスピース型の矯正器具のお手入れ方法について解説します。

お手入れ方法

マウスピース型カスタムメイドマウス矯正歯科装置(インビザライン)お手入れの方法は、歯医者さんによって異なります。
主な洗浄方法として挙げられるものは、水やぬるま湯で洗う方法、歯ブラシで洗う方法、洗浄剤洗う方法、超音波洗浄などです。
上記の洗浄方法の中では、超音波洗浄がおすすめです。
毎日歯ブラシで磨いたりしていては面倒ですよね。
しかし、超音波洗浄であれば決められた時間放置しておくだけで、しっかりと洗浄できます。
細菌が付着したまま放置していると、歯茎が炎症を起こしたり、虫歯や歯周病の原因にもなったりします。
毎日のお手入れはめんどくさいという方には、超音波洗浄をおすすめします。

洗浄時の注意

丁寧に洗浄する

マウスピースをゴシゴシと激しく洗うと、破損につながる可能性があります。
汚れを取るために、力が入ってしまう気持ちはわかります。
しかし、それでマウスピースが壊れてしまっては本末転倒ですよね。
また、力を入れて磨き細かい傷がついてしまうと、そこから雑菌が繁殖することもありえます。
そのため、優しく丁寧に洗いましょう。

洗浄剤はしっかりと洗い流す

洗浄剤は高い洗浄効果が期待できます。
しかし、洗浄剤をしっかりと流さないまま装着してしまうと、かぶれや炎症を引き起こすこともありえます。
そのため、しっかりと洗い流しましょう。

洗浄剤の使用時間

洗浄剤に浸けておく時間は厳守してください。
時間を守らないと、マウスピースに不具合が生じる恐れがあります。
そのため、時間厳守で洗浄剤を使うよう心がけましょう。
お手入れ方法を間違えると、器具が壊れたり、変色したりする恐れがあるため、注意してください。

まとめ

今回は、マウスピース型の矯正器具のお手入れ方法についてご紹介しました。
超音波洗浄は洗浄効果が高いことをご理解いただけたでしょうか。
毎日の洗浄が必要のため、それが面倒な方には、超音波洗浄がおすすめです。
何か困ったことやわからないことがある方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。
※マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)は、薬機法対象外の矯正歯科装置であり,医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。