歯科コラム

2020.02.20

「クリニックってどう選べばいいの?」
歯科矯正をご検討中の方で、このようにクリニック選びに迷われている方は多いのではないでしょうか。
平成25年の厚労省による調査によると、歯科診療所数は68000を超えます。
どのクリニックを選べばいいか迷ってしまうのは当然です。
今回は、失敗しないクリニックの選び方を解説します。

クリニック選びに失敗するとどうなる?

クリニック選びに失敗すると以下のようなことが起こり得ます。
・事前に伝えられていたような結果にならない
・治療が全く進まない
・治療後、器具を外すと元の形に戻ってしまった
・費用だけが重なっていく
などです。
医者に十分な専門的なスキルと経験がないと、上記のように失敗してしまいます。
治療計画がきちんと見立てられないことに原因があり、このようなことにならないために、きちんとクリニックを選ぶ必要があります。

どのように選べばいいの?

上記の失敗の原因は、「医療者の専門的な技術と経験不足による不十分な治療計画の立て方」でした。
逆に言えば、失敗しないためには、医療者にきちんとしたスキルと経験があり、治療計画を一人一人に合った形で提供してくれるクリニックを選ぶと良いです。
そのために、2つのポイントをご紹介します。

医療者に専門的なスキルと経験があるか見るためのポイント

医療者に専門的なスキルがあるか見るためのポイントは、日本矯正歯科学会の認定医であるかどうかです。

認定医になるためには、まず歯科医師(医師免許)の取得が前提となります。
6年生の大学を卒業後、1年以上の卒後臨床研修を終了したのち、歯科矯正学教室で研修医として経験を積みます。
ここまでは通常の歯科医師と同じですが、認定医になるためには、その後、最低3年の臨床研修が求められます。
研修終了後の時点で認定医試験の受験資格が得られ、合格すると認定医として認められる、といったように長期的なスパンで知識と経験を積んでいくのです。
そのため認定医という名称を持っていることは、専門的な知識と経験があるとみるための十分な材料となり得るでしょう。

治療計画がきちんと立てられているかを見るためのポイント

治療計画がきちんと立てられているかを見るためのポイントは、治療計画を説明する時に、メリットとリスクを丁寧に細部まで教えてくれ、治療法をこちらが選択できるかどうかです。
また、一つ一つの検査について、なぜこの検査が必要かどうかを説明してくれることも大切です。

まとめ

以上、失敗しないクリニックの選び方について解説してきました。
安心して治療を受けるためにぜひ、本内容を参考にしてみてください。
当クリニックは、最先端の歯科矯正治療システムを用いたシステムを導入しています。
気軽にご相談にいらしてください。