歯科コラム

2021.03.20

歯列矯正を検討されている方はいらっしゃいませんか。
一口に歯列矯正といっても、さまざまな矯正の方法があります。
さらに、矯正方法によって見た目や矯正装置の使い勝手が異なります。
そこで今回は、インビザラインとワイヤー矯正、インビザラインとその他のマウスピース矯正との違いについて解説します。

インビザラインとワイヤー矯正の違いとは

最初に、インビザラインとワイヤー矯正の違いについて解説します。

まずは見た目に関しての違いです。
ワイヤー矯正は歯の表面にワイヤーを取り付けるため、矯正の様子がわかりやすいです。
ワイヤーの種類によっては半透明色のものがあり、ある程度見にくくすることも可能です。
一方インビザラインは、透明色のマウスピースを使用するため、矯正していることが気付かれる可能性は低いです。

付け外しに関しても違いがあります。
ワイヤー矯正は、施術が終了するまで付けたまま矯正するため、自分で付け外しはできません。
そのため装置の周囲に汚れが付着しやすく、虫歯や歯周病のリスクがあります。
それに対してインビザラインは、自分で適宜付け外しができます。
そのため虫歯や歯周病のリスクは低いでしょう。

日常生活にも違いが現れます。
ワイヤー矯正では食事やスポーツへの配慮が必要です。
装置を付けて間もない頃は痛みが出やすく、硬い食材は避けることをおすすめします。
また、激しいスポーツも控えてください。
一方でインビザラインの場合は、マウスピースを外すことで問題なく食事を取れます。
激しいスポーツも差し支えなく行えます。

インビザラインとその他のマウスピース矯正との違いとは

次に、インビザラインとその他のマウスピース矯正の違いについて解説します。
主な違いとして、歯型取りの回数が挙げられます。

インビザラインは、矯正装置を作るために行われる歯型取りが施術前の1回のみで済みます。
これは、最初の歯型取りで最終形態をコンピューターでシミュレーションし、その間の形もシミュレーションしてそれぞれの型を作るというインビザラインの特許があるからです。

その他のマウスピース矯正は、施術前に歯型取りをした後も、次の段階の矯正装置に付け替えるタイミングで再度歯型取りを行います。
また、インビザラインとは異なり、技工士による手作業でマウスピースを作製します。

まとめ

以上、インビザラインとワイヤー矯正、インビザラインとその他のマウスピース矯正との違いについて解説しました。
今回の記事を参考に、ご自身に最適な矯正方法を検討してみてください。
当品では、歯並びを綺麗にしたいお客様に寄り添ったサポートを行っております。
歯列矯正をしたい方はお気軽にご相談ください。