歯科コラム

2021.03.28

「最近歯並びが気になる」
「ワイヤー矯正以外の矯正方法を知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
一般的に、歯列矯正はワイヤー矯正のイメージが強いですよね。
しかし、近年はマウスピースタイプのインビザラインと呼ばれる矯正方法もあります。
そこで今回は、インビザラインについて解説します。

インビザラインとは?

インビザラインとは、アメリカで1999年の発表から急速に普及し、世界90ヶ国以上で利用実績がある歯列矯正です。
この方法では、アライン・テクノロジー社による3次元画像化技術や最先端技術を用いています。

インビザラインは、個々の歯型に合わせたオーダーメイドによるマウスピース型の矯正装置を用いて施術を行います。
そして、この矯正装置を2週間ごとに交換しながら進め、少しずつ綺麗な歯の位置を動かしていきます。

インビザラインの特徴を紹介

次に、インビザラインの特徴を紹介します。

矯正装置が透明

よくある矯正装置はワイヤーを歯の表面に取り付けるため、矯正していることが他人から知られやすいです。
一方、インビザラインで用いるマウスピース型の矯正装置は、透明です。
そのため、側から見ても矯正していることが知られにくいでしょう。

口内のトラブルリスクを軽減

ワイヤータイプの矯正装置を取り付けると歯の表面が凸凹し、その突起が口内の粘膜を傷つけるかもしれません。
その場合、口の中が痛く感じたり、口内炎が発生したりする恐れがあります。
一方、インビザラインはマウスピース型であり、突起がないため粘膜を傷つけにくいです。
そのため、口内のトラブルが起こるリスクを避けられます。

着脱が可能

マウスピースは着脱可能ですので、食事や歯磨きの際に適宜取り外せます。
例えば、歯磨きの際に取り外せば今まで通りの歯磨きができるため、磨き残しも少ないでしょう。
また、マウスピースも丸ごと洗浄できます。
そのため、歯とマウスピースの両方を清潔に保てます。

これら以外に、歯型取りが1回で済むという特徴もあります。
一般的なマウスピース矯正は、複数回に分けて歯型取りを行い、少しずつマウスピースの形を変えていきます。
一方、インビザラインは、最初の歯型取りのみで矯正完了までの歯並びをシミュレーションした上でマウスピースを作成します。

まとめ

以上、インビザラインについて解説してきました。
今回の記事を参考に、インビザラインを検討してみてください。
当院では、歯列矯正をしたい方のご相談を受け付けております。
歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。