歯科コラム

2021.05.18

マウスピースタイプの歯科矯正をしている人によくあるのが、マウスピースを付け忘れるということです。
人間なので誰しもが忘れてしまうことはあるでしょう。
しかし、できるだけ忘れたくないですよね。
今回は歯科矯正のマウスピースを付け忘れるとどうなるのか、その対策方法を解説します。

マウスピースを付け忘れるとどうなるの?

結論から説明すると、矯正された歯が後戻りします。
動いている距離はわずかなので、大幅な後退や悪化はありません。

しかし、数日間も忘れてしまうと治療の進行が遅れ、インビザラインだとマウスピースを再度作り直すケースもあります。

矯正中の方の中には、2時間外して過ごした後に装着すると、いつもより強い締め付けを感じたという声もあります。
特に、新しいものに変えてすぐの場合はそれが顕著になるでしょう。
少しなら治療に問題は無いですが、再度装着するときに痛みや違和感を覚えたくない方は忘れないようにするのが一番でしょう。

マウスピースを付け忘れないための対策方法を紹介!

では、マウスピースを付け忘れないようにするためには、どのような対策をすると良いでしょうか。
それには2つあり、「スマホのリマインダー機能を使用する方法」と「予備のマウスピースを持ち歩く方法」です。

1つ目は、スマホのリマインダーを活用することです。
マウスピースを外すタイミングが毎日同じである場合や、外す時間が予想できる場合はあらかじめリマインダーを設定することで、付ける時間に通知を送れます。
100パーセント防止できる方法ではありませんが、付け忘れる確率は減らせるので、ぜひ活用してください。

2つ目は、予備のマウスピースを持ち歩くことです。
これは、付け忘れの対策ではなく、紛失した時の対策です。

旅行や出張で長期間外出する際は、予備で1つ前か後のマウスピースを持ち歩くと良いでしょう。
もし、外出先でマウスピースを無くした場合は、規定時間の装着ができません。
これでは、治療が大幅に遅れてしまいますが、あらかじめ紛失に備えておくと安心ですね。

このように、不足の事態に備えることで、規定時間をクリアできます。

まとめ

今回は歯科矯正のマウスピースを付け忘れるとどうなるのか、その対策方法を解説しました。
少しの時間だけ忘れた場合は問題無いので、付け忘れても安心してください。
当院は、会社や学校帰りに矯正を行いたい方にもぴったりな駅近の歯科医院です。
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