歯科コラム

2021.06.17

「歯科矯正を検討している」
「インビザラインでよくある失敗について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
せっかく歯科矯正をするなら、失敗したくはないですよね。
そこで今回は、インビザラインの失敗事例とその対策方法について紹介します。
歯科矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

よくある失敗事例について

歯科矯正をする際は、担当歯科医から定められた方法をきちんと守らなければ何かトラブルが起こる可能性もあります。
ここからは、その事例を紹介します。

1つ目は、噛み合わせに関する問題です。
インビザラインで歯科矯正をする際には、事前に3Dシミュレーションなどを行いその人に合うマウスピースを作ります。
歯を動かすためにはあらかじめ定められている装着時間や装着期間を厳守する必要があります。

しかし、その決まりを守らなかったり、何かイレギュラーが起こったりした場合には、歯が適切に動かず噛み合わせが悪くなる可能性があります。
事前に歯科医師が失敗のないように計画と修正を繰り返しているので、実際にこのトラブルが起こる可能性は低いですが、リスクを回避するためにも注意しましょう。

2つ目は、歯茎に関するトラブルです。
マウスピースを用いて歯を動かすこの方法では、歯茎が歯を動かすスピードに対応しきれなければトラブルが起こる可能性があります。
マウスピースは少しずつ歯を動かすように形が決められているので、装着する順番を厳守しましょう。

失敗を回避するための方法

紹介したような失敗を回避するためには、以下のポイントに注意して矯正を行いましょう。

まずは、歯科医師が定めた期限やルールを守ることです。
これは、インビザラインで歯科矯正をする際の非常に大切なポイントです。
これらを守らなければ歯がきちんと動かないだけではなく、他のトラブルにつながる可能性もあるので十分に注意しましょう。

次に、口内を常に清潔にしておくことです。
マウスピースを長時間使用するため、口内の唾液の分泌量が減ってしまう場合があります。
すると、口内にさまざまな細菌が繁殖し虫歯などのトラブルを引き起こす恐れがあります。
このように他のトラブルが発生すると、歯科矯正を一時中断せざるを得ない状況に陥る場合もあるので注意が必要です。
歯ブラシやフロスを使って、常に口内を清潔に保つように心がけましょう。

まとめ

今回は、インビザラインの失敗事例とその対策方法について紹介しました。
失敗をしない歯科矯正をするためにも、この記事で紹介した方法を参考にして対策しましょう。