歯科コラム

2021.06.28

マウスピースを用いた歯科矯正をお考えの方は多いでしょう。
最近では歯に気を遣う方が増えてきていて、その中でもマウスピースを用いた歯科矯正をする方が増えてきました。
この方法で治療を進める場合は、定期的にマウスピースを洗う必要があります。
そこで今回は、マウスピースの洗い方について紹介します。

マウスピースの洗い方について

マウスピースを用いて歯の治療をする際は、1日20時間以上装着しておく必要があります。
食事をする時と歯磨きをする時以外は、常に装着している状態です。
そのため、マウスピースにはあらゆる雑菌などが付着してしまいます。
それらをきれいに掃除しなければ、不衛生なマウスピースになってしまうので、日々の洗浄が必要です。

ここからは、マウスピースの洗い方について紹介します。
まずは、水で唾液などをしっかりと洗い流すことです。
これをきちんと行っていないと、臭いに原因になります。

この際はお湯ではなく、水を使って洗うのが大事なポイントです。
お湯で洗ってしまうと、マウスピースが変形してしまう恐れがあるので注意しましょう。

次は、手でマウスピースをこすり洗いすることです。
水で洗い流すだけでは取れない汚れがあるので、それらの汚れを落とします。
手でのこすり洗いをしても汚れが残ってしまった場合は、毛が柔らかめの歯ブラシで洗いましょう。
そうすれば、きれいに汚れを落とせます。

また、マウスピース専用の洗浄剤などもあるので、臭いが気になる場合や汚れがなかなか落ちない場合はこれらを使用しましょう。

マウスピースを洗う際に気をつけたいポイントについて

次は、マウスピースを洗う際に気をつけたいポイントについて紹介します。

1つ目は、歯ブラシの使用です。
先ほど汚れがなかなか落ちない場合は、毛が柔らかめの歯ブラシを使うのが良いと紹介しました。
しかし、毛が固い歯ブラシや歯磨き粉を使って洗うのはおすすめしません。

マウスピースに傷をつけてしまう可能性が高く、傷がついてしまうと更に細菌が付着しやすい状態になってしまいます。
なるべく歯ブラシの使用は控えるようにして、使うのであれば毛が柔らかめの物を使いましょう。

2つ目は、乾燥させることです。
マウスピースを洗い終わったら、保管用のケースなどを用いてきちんと乾燥させましょう。
水が付着した状態で放置していると、細菌が増えて臭いの原因になります。
洗ってから乾燥させるまでの全ての工程をきちんと行うようにしましょう。

まとめ

今回は、マウスピースの洗い方について紹介しました。
マウスピースをきちんと洗わないことで、歯や口内のトラブルにつながる可能性があるので注意しましょう。
マウスピースを用いた歯科矯正をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。