歯科コラム

2021.11.17

「妊娠中でもインビザライン矯正ってできるのかな」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
矯正を受ける方の中には、妊活中、もしくは治療中に妊娠が分かる方もいらっしゃいます。
そこで今回は妊娠中でもインビザライン矯正は可能なのかについて解説します。

妊娠中でもインビザライン矯正は可能なのか

妊娠中でもインビザライン矯正が可能なのかという問題についてですが、結論から言えば可能です。
しかし、妊娠中の場合は何点か気を付けて頂きたいことがあります。

妊娠中はいつもより精神的にも肉体的にも敏感になる方が多いです。
ワイヤー矯正であれば自分で取り外しができないため、つわりで苦しい場合はクリニックに行く必要があります。
一方、インビザライン矯正では急に気分が悪くなった時でも取り外しが可能です。

さらに体質が突然変わることがある点にも注意が必要です。
インビザライン矯正では金属アレルギーの心配もないため、その点、安心して受けられるでしょう。

加えて妊娠中に安心して治療を受けるためには医師への相談が必須です。
まずは産婦人科の医師に相談してから、その後に矯正の歯科医師へ相談しましょう。
既に妊娠が発覚している方は、妊娠していることや何週目かをお話して頂けると良いと思います。

妊娠中のインビザライン矯正について良くある質問

ここまでで妊娠中でも治療ができるという点をご理解頂けたかとお思います。
最後に、妊娠中で多いインビザライン矯正についての質問をまとめました。

1つ目は、妊娠中にレントゲンを撮っても良いかです。
インビザライン矯正では初めの段階でレントゲン撮影を行います。
妊娠中にレントゲン撮影は危険だと言われたことがある方も多いでしょう。
しかし、歯科のレントゲンはお腹から離れたところであり、被爆量も少ないです。

また、X線を遮るための防護用エプロンを必ず着用するため、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないと考えられています。
しかし状態によっては行えない場合もあるため、妊娠初期で体調を壊しやすいという方は落ち着いてから受けると良いでしょう。

2つ目は、服薬や麻酔に関してです。
抜歯を行う場合には麻酔が必要となりますが、体調を壊しやすい時期は麻酔や投薬が難しいケースがあります。
しかし妊娠中でも時期をずらせば行える場合もあるため、医師にご相談ください。
またお薬については妊娠周期や状態、体質に合ったものが選択されるため、安心してくださいね。

まとめ

妊娠中でもインビザライン矯正は可能なのかについて解説しました。
今回の記事を参考に、妊娠中の方は医師に相談した上で無理のない範囲で治療を続けていきましょう。
インビザライン矯正は精密性が高いという特徴があります。
興味のある方はぜひ一度当社にお声掛けください。