歯科コラム

2022.01.17

「インビザラインを装着したら口内炎ができやすくなるのではないか」
こういった懸念をお持ちの方もいらっしゃると思います。
たしかにインビザラインで口内炎ができることはあります。
今回はそんな時の対処法や予防について紹介します。

口内炎ができた時の対処法について

「矯正治療をしていると口内炎ができやすくなる」このような噂を聞いた方も多いでしょう。
ワイヤー矯正の場合は装置自体が凸凹しているのもあり、舌や頬、唇の内側に口内炎ができやすいです。
また、舌側矯正の場合もワイヤー矯正のように舌に装置やワイヤーがあたり口内炎ができやすくなります。

では、インビザライン矯正中も口内炎ができやすいのでしょうか。
インビザライン矯正の場合はワイヤー矯正と比べマウスピースに尖っている箇所がほとんどありません。
そのため、口内炎ができるところで歯科矯正を戸惑っている方もオススメです。
ただし、インビザライン矯正も身体にとって異物であるため、絶対に口内炎ができないとは言い切れないでしょう。

口内炎が実際にできてしまった場合は以下の2つの対処法を試してみてください、

1つ目は、歯科医院や薬局で薬を買うことです。
どれだけ生活習慣に気を付けていても口内炎ができることがあります。
そんな時は、歯科医院で口内炎の軟膏を処方してもらったり、ドラッグストアにある薬を買ったりする方法があります。

2つ目は、食事に気を付けることです。
口内炎ができた場合は、なるべく刺激の少ない食事をとるようにしてください。
辛い物や柑橘類など刺激の強い食べ物は治りを遅くしてしまいます。
ヨーグルトやゼリーなどとろみがあり、食べやすいものがオススメです。

口内炎予防について

対処法は分かったとしても、なるべく口内炎は未然に防ぎたいものですよね。
最後に口内炎予防について2つお話します。

1つ目は、歯磨きで口の中を清潔にすることです。
汚れや磨き残しにより細菌が増えると虫歯や歯周病、口臭の悪化につながります。
そのため寝る前や食後は、磨き残しのない様にしっかりと歯を磨くようにしましょう。

2つ目は、睡眠時間を確保することです。
睡眠時間は免疫機能を下げる要因となります。
疲れが溜まると口内炎できやすくなることはもちろんですが、風邪などの病気にもかかりやすくなります。
そのため、十分な睡眠をとることが大切です。

まとめ

インビザライン矯正で口内炎ができた時の対処法や予防法について解説しました。
今回紹介した記事で口内炎に関する不安は解決できましたでしょうか。
もし他にもインビザライン矯正でお困りのことがあれば、当社までお気軽にご相談ください。